自分の会社の社長の名前も知らないことが正しい?

この記事
「新人研修で講師が「皆さんの会社は採用ミス」と言い放ち非難殺到 「働く気が失せる」「採用ミスは人事の責任」
を読んでTweetに驚きました。

新人研修を外部委託に任せる企業は多い。そしてその新人研修は、昔は、駅前で歌わせられたり、飛び込みで商店街でアルバイトをさせてもらって規定のアルバイト料を取れるまで帰れないとかはありますね。
大抵はやりたくないことをやらせられること、もちろん、そういうことをすることによりどういう結果が出るかもデータがあるから続けられているんだと思います。
とはいえ、社員を育てていく環境がなかなかできず、短期利益重視の傾向にある昨今では、私は今の時代には合わないと考えている1人なので、なくせばいいのにな、それよりも早く業務の仕組みを覚えたほうがいい、これからやっていく仲間と打ち解ける時間に費やしたほうがいいと考えるんです。
だからこの手の新人研修に「働く気が失せる」「採用ミスは人事の責任」の反対意見は理解できるんです。

今回この研修会社が「皆さんの会社は採用ミス」と言わせたのは、新入社員が自分の会社の社長の名前を知らなかったことに起因しています。それに対して
「労働を提供しているだけだから社長の名前は必要ない」
「仕事に社長の名前なんか必要ないだろ」
「奴隷製造だ」「社畜教育だ」
という類似したTweetが多くて驚きました。

会社は合意の上決められた約束事の中で労働を支払い対価を貰ってるわけですし、会社からもらうということは社長から対価をもらっているのですから、社長の名前を知らないことを正当化するのはおかしい。
それになにより会社を選んだのは本人ですし、選ぶときに経営者の考えや会社の理念を知らずにその会社に自分を委ねるのがまかり通っているなら大学3年の夏あたりから就活アドバイスをしている今の大学のあり方もどうかしてるよね。

 

 

コメントを残す