ホテル偽装問題で思い出すこと

ホテルの偽装問題で思い出す事がある。

贔屓にしていた馴染みの店のこと。



1)店主はいい加減で店は汚いが客の好みを覚えるのが

早いが注文を忘れるけど、とんこつラーメンはべらぼうに好みの店

替え玉は用意してくれるんだけど忙しいと料金入ってなかったりしたw

余計なイタリア料理に手を広げてラーメン味が落ちて店を閉めてしまった。
それまでは行列とは言わないけど客ははいっていたんだよ
ね。

2)やっぱり店主が超いい加減でキレやすくて

わがまま言うお客にはやっちゃんのように凄みブチ切れ、

べらんめぇ調で敬語無く話す店主だが、店は古いが冷蔵庫や調理機材は
いつも磨いている輝きでピカピカ。さらに調理道具は几帳面に並べられ
古い厨房は清潔感にあふれてたが、店構えはボロボロで
弁当の絵柄が日に焼けた上に価格も無いほか弁屋。
店主が病気で亡くなってしまった。。
下ごしらえがきちんとしている唐揚げはいまだあそこを超える
味に出会っていないほどうまかった。発泡スチロールの弁当箱に
揚げたての唐揚げを載せるから熱で発泡スチロールが溶けて
溶けたのをだいぶ食べたのは良い思い出w
「マスター、メニューくらい表に書きなよ」って言っても
「おう、でもよぉ、めんどくせーんだよ」ってw
作り置きしないのもマスターの方針だった。でも1人でやっているから
忙しくなるとキビキビ動くマスターは面白かった。
3)誰に紹介しても「うまい」という焼き鳥屋。友達からの紹介で行きつけになった店。
価格は少し高い上に、できるのは遅い、さら
にオーダー忘れていることも当たり前。
出来上がるのが遅いので、
忘れているのか作って遅いのかわからない不安が当たり前の店。
それをわかっているのでお客が手伝ったりしてたな。
店主が高齢で
続ける自信がないということで閉店。
閉店時には常連さんだけ招待でお呼ばれを頂き、店
を撮影した写真とボカロソングで
店の想い出DVD作成してあげた
っけな。
そうそう勝手に店の宣伝サイト作って宣伝しててあるとき
店主が
「ホームページを見てきた」という客が増えて不思議がって
いたのは笑った。
後でネタばらししたけどw
最近、そういう店、なかなか無いですね。。
不満が味になる店がね。
昔遠方まで家族で評価の高いブランド牛を食べに行ったことがあり
数万円払った。上質な肉で口に入れればとろけるのは確かだが、
それだけでちっとも旨くない上に店員の高圧的な態度に大損した気分に
なったことがある。
超一流でもあっても人が作るものなのでどこかにでる不満を満足にさせる
店の意気込みが一番大事な気がするんだよね。
ブランドに頼るのではなくて店の良さを出せばいいと思うんだよね
1杯1万円のジュースでも「たけえ」という不満を解消できる
そういう「味」ね。

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