リッツ・カールトンや阪急阪神ホテルは利用者側の価値観も問題じゃないか

ホテルの「裏切り」が炎上しているが、
これってホテルだけが全面に悪いわけではないと考えていたりする。
今どきホテルの正規料金で宿泊する客は極稀だろう。
自分もその1人。
「高級と格安」を同時に求める私達にも改めることも大事なんだと思う。
リッツカールトンといえば、格式あるホテルで、海外では現地の人でも
だれでも金を出せば気軽に泊まれるホテルではない。
それを現地ユーザーは認めていて「泊まれない」ことを「仕方ない」と
不条理でも理解し「格式」を認めている国の文化サービスを
手軽に安価に高級と格式の利用を無理強いすれば利益を
追求しなければならない企業体に「歪みによる不正や間違い」
は出るのも無理は無い。
日本人が海外で「5つ星」のホテルに格安で当たり前に
迎え入れられているのは国力と日本人に対する信用の高さによるもので
国内での「5つ星」ホテルに泊まれる理由とはわけが違う。
「偽装や間違い」を正当化しているつもりは毛頭ないが、
それを見抜けないユーザーが有難く利用し告発によって
バレた問題に対して「返金せよ」とか「裏切られた」
と突っかかるのは利益を追求しなければならない企業への
「既得権益」を利用した行き過ぎた圧力ではないかと思う。
価値観の高い高級なサービスは「伝統」や「格式」を
ユーザーが信頼して選ぶべきであり、虚像と嘘が入り混じる世の中で
「有名ホテルで起きるならどこでもあるじゃないか?」
という指摘にも少しだけ違和感を感じる。
自分目線でサービスを見れば、「嘘」が事実だとしても
「諦める」事ができるはずなのだと思うから。
そして
「これだけ払うのにたいしてうまくないな?」
これがどこでも「あたりまえ」にまかり通るわけであり、
嘘をついた企業は自然淘汰するのと、嘘をつきながら
苦しい経営をしなければならない会社が無くなる。
そしてこの仕組こそ、ネットの当たり前の「ガチ」が
ネットメディアの成熟により、複雑と虚像に包まれ
成長してきたリアルメディアへの修復の一つだから。
つまり「正直者が馬鹿を見る」という世界から
「正直者が馬鹿を叱る」世界に戻るのではないかと鑑みる。
 

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